
この度、友池仁暢先生の定年でのご退任の後をうけて、10月1日付けで病院長に就任いたしました。本年4月の独立行政法人化というセンターの大変革の時に副院長を、そして今回は病院長を拝命し、身の引き締まる思いです。
私は1975年に大阪大学医学部を卒業し、阪大病院での研修の後、1978年に第1期のレジデントとして、開設翌年の国立循環器病センター(当時)にやって参りました。そして放射線診療部スタッフから、1989年に母校に戻り、医学部助教授、保健学科教授を経て、2001年にセンター放射線診療部に部長として復帰、現在に至っております。創設時の熱気を知る数少ない「センター人」の1人であるとともに、内と外から、いわば遠近両方のスコープでセンターを見続けてきた者と自負しています。私の育ての親とも言うべきセンターに何か恩返しをと思っていたところ、立て続けに要職を賜り、まさに本懐です。
他に類のないセンターの特色は、スペシャリストの共存です。病院では、脳と心臓の診療スペシャリスト、虚血性心疾患だけではなく不整脈や心不全などの各種心臓病の診療スペシャリスト、そして併設の研究所には研究のスペシャリスト、と枚挙に暇がありません。病院の診療を支えるコメディカルスタッフもまたスペシャリストの集団です。この特色を最大限に活かし、総長の下、研究所と一体となって「循環器疾患の制圧」に努めるべく邁進する -これが私の職務と考えており、全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いいたします。
2010年10月1日 病院長 内藤 博昭
最終更新日 2011年03月29日